異教科間で対話し協働できる教員の育成に関する研究

Program in Curriculum and Instruction Sciences, Graduate School of Education, Hiroshima University

教科教育学専攻(広島大学大学院教育学研究科)

共通科目
SUBJECTS

教科教育学専攻(博士課程前期)では、研究心を備えた実践者、そして実践への深い理解をもつ研究者を育成するために、四つの共通科目を新設しました。「知の革新・創造」系に二つの必修科目(「教科教育学研究方法論」と「教科教育融合プロジェクト」)、「授業実践力」系に二つの選択科目(「教科教育学の実践的展開」と「教科教育学の実践的検証」)を設けました。

これらの科目を通じて、現代社会の激しい変化に対応して教科教育概念を刷新しながら、現代的・実践的な課題に対応できる実践者と研究者を育てることを教科教育学専攻は目指しています。

教科教育学研究方法論

科目名
教科教育学研究方法論

開設期
1年次生前期(セメスター)

キーワード
教科教育学・方法論学・対話学・知の革新

授業の目標・概要
この授業では、ますます複雑・複合化する教科教育学の今日的および将来的課題に対して、研究者ならびに実践者が柔軟かつ現実的に対応するために必要となる研究の方法論を学ぶことを目指します。ここでいう「方法論」は、"method"(調査や実験の技術的手続き)というよりは、"methodology"(そもそもどのような研究をどのように行うべきかといった認識論)です。この授業では、皆さんが研究に対してより広く深い考え方ができるようになることを目指しています。
これからの研究者と実践者には「知の革新」が必要です。先生や先輩がやっている研究をただ真似て再生産するのではなく、院生一人ひとりがそれぞれ独自の視点で教科教育学研究を刷新し、新しいアプローチで現実世界の問題に対応することが期待されています。

教科教育融合プロジェクト

科目名
教科教育融合プロジェクト

開設期
2年次生 前期 (セメスター)

キーワード
教科教育学・教材開発・複数教科の融合・知の創造

授業の目標・概要
本授業においては、10の各専修の院生が4つの複合的な知の領域に分かれ、各教科の枠組みを越えて多面的、複眼的に教材開発を行うことを通して、教科教育の現実的問題について協働的に探求し、多角的な課題設定および問題解決能力を涵養することを目標とする。実際の活動においては、4つのグループが主体的かつ協働的に参加し、中等学校レベルで活用できる総合的教材開発実践演習を行う。

教科教育学の実践的展開

科目名
教科教育学の実践的展開

開設期
1年次生後期(セメスター)

キーワード
教科教育学・実践的研究・研究的実践・フィールドワーク

授業の目標・概要:
【授業の到達目標】教育現場における現代的・実践的な課題に対し、それを解決するための研究方法を理解することができる。
【授業の概要】各科教育学の知見を生かして、演習的な展開により、授業実践力向上のための理論と研究方法論を学ぶ。

教科教育学の実践的検証

科目名
教科教育学の実践的検証

開設期
2年次生前期(セメスター)

キーワード
教科教育学・実践的研究・研究的実践・フィールドワーク

授業の目標・概要:
【授業の到達目標】教育現場における現代的・実践的な課題に対し、それを解決するための研究方法を身につけることができる。
【授業の概要】各科教育学の知見を生かして、フィールドワークを中心とした展開により、授業実践力向上に向けた実践研究の計画・実施・検証を行う。フィールドワークの実施は教科単位で実施する。